とちぎキャンパる

リレーインタビュー② │矢田ちゃんを変えた「えんがお」

 「とちぎキャンパる」メンバーによる人物紹介リレーインタビュー記事の第2弾は、梵天ゆず太郎(高瀬晃暉)から前回記事の筆者、矢田沙織さんのインタビュー記事をお届けします。

【宇都宮大1年・梵天ゆず太郎(高瀬晃暉)】

昨年4月、宇都宮大学陽東キャンパスの桜に歓迎されながら地域デザイン科学部に入学した矢田沙織さん。

写真説明:2025年11月・「地域メディア演習」の講義後に撮影した矢田さん=宇都宮大学峰キャンパスで(撮影者:梵天ゆず太郎)

 矢田さんは高校3年の夏まで進路が定まっておらず、焦燥の日々を過ごしていた。そんな姿を見た高校の恩師に背中を押され、夏休みに大田原一般社団法人「えんがお」という施設でのボランティアに取り組んだ。

 「初めはボランティアなんて気乗りしないと思っていました」と、矢田さんは意外な言葉で語った。しかし「えんがお」での日々を過ごすうちに地域参加への抵抗がなくなり、地域課題を他人事から自分事へ捉えるなどと性格が変わってきた。

 高校3年生の夏休みの経験を糧に、この学科の総合型選抜に挑戦した矢田さん。この受験もまた矢田さんが変わるきっかけになったという。グループディスカッション発表に自信が持てず苦手意識があったが、面接練習や「えんがお」での交流などを通して克服でき、今では他の人の意見を聞くことを楽しむ余裕まで生まれているという。「えんがおに出合わなければココに私はいなかった」と真剣に語る。「えんがお」が新たな矢田さんを創ったのだ。

 入学して早10カ月、今の矢田さんにはひとつの目標がある。それはボランティア活動や栃木のさまざまな団体を、一つにまとめた「ウェブサイト」つくりである。「高校時代の私のように一歩を踏み出してみたい人に必要な情報を届けたい」と熱く語った。

やた・さおり。19歳。栃木県生まれ栃木県育ち。愛称は矢田ちゃん。宇都宮大学地域デザイン科学部コミュニティデザイン学科1年。ボランティア活動、散歩、一人旅、ひとりカラオケなど多趣味。                                    

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